丹沢世附川 水の木沢

Yuzuku River

2000年5月  天候:曇のち晴のち雨



 丹沢はよく出かけるが、まだ世附川流域へは入ったことがない。一度行きたいと思っていたが、「丹沢の谷110ルート」という本に水の木沢がお勧めの沢として紹介されていた。世附川添いの林道を延々と歩くのも芸が無さそうなので、地図を探して、山伏峠に車を置き大棚ノ頭から金山沢に下るというルートを見つけた。

 (以下時間はほとんど記憶になし) 大棚ノ頭の先の水の木分岐という所から、地図に西丸とあるピークを経て金山沢に下る踏跡がある。ただし途中で見失い、地図に沖ビリ沢とある沢に出る。この沢はナメ滝が一つあるだけで、下って行くと林道に出、しばらく歩くと水の木沢出合い。この辺りは車も通らず登山者もいず、期待していた通り静かでのどかな山の雰囲気が味わえる。
 ここまで来たついでに寄り道して、名高い世附の大棚を見物に行く。「丹沢随一の水量を誇る」と言われるだけあってなかなかの迫力である。往復1時間位。

 これからいよいよ水の木沢に入る。、途中まで林道が通じているが、早いうちに林道から降りて沢に入った方が良さそうである。期待していた以上に美しい沢で、滝も多く面白い。難しい所もない。細かい所は忘れたが、確かにお勧めの沢であることは間違いない。

 縦走路に出る前辺りから小雨が降りだし、雨の中を菰釣山から山伏峠に歩く。この縦走路も歩くのは初めてだが、樹林の中を緩やかな登り下りがどこまでも続くなかなか好ましいプロムナードである。

 
世附の大棚

 水の木沢



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