岩殿山から稚児落し

Mt. Iwadono

2014年11月16日  天候:晴

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  岩殿山から稚児落しへのルートは、 比較的短い半日コースであるが、けっこう変化に富んでいて楽しめる。 スタートは中央本線の大月駅から。 出発7:40。

  岩殿山は戦国期に岩殿城があった所で、城址公園のような形で登山道も整備されている。 大きな岩壁の脇を縫うように登って行き頂上に出る。8:35。 ここからの富士山の眺めは逸品。

  岩殿山から少し戻って稚児落しへ向かう尾根道に入る。 途中には2か所の鎖場などあり、標高は低いが意外と険しい道になる。

  稚児落しは谷の奥に隠れていて人里からなかなか姿が見えないが、スケールのある大岩壁で谷を半円形に囲む形で広がっている。 ここは岩殿城が落城の際に城主の奥方が幼児を抱いて尾根通しに逃れて行ったのだが、ここまで来てもはや逃れきれないと観念して崖から子を投げ落とし自分も身を投げたという伝説が残っている。稚児落し着9:50。

  ここからは浅利川に向けての急な下りとなり、あとは浅利川沿いの道を辿って大月駅に戻る。 大月駅着11:15。
岩殿山の岩壁と紅葉
富士山と大月市街
岩殿山からの滝子山

途中の鎖場
岩場をトラバースして行く


天神山付近からの富士山
西側からの岩殿山
大迫力の稚児落しの岩壁

稚児落しの上から岩殿山方面