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雨ヶ岳からの富士山
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高デッキからの南アルプス |
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高デッキと竜ヶ岳は富士五湖の一つである本栖湖の近くにある山。両方とも富士山は当然として南アルプスの展望にも優れているということで、冬の天気の良い時を見計らって訪ねてみた。
富士パノラマライン（国道139号）の根原から、入口が分かりにくいが神社の方に入る道に曲がり50ｍほど行くとハイカー用と掲示された良い駐車スペースがある。
車は他には１台だけで意外と空いている。出発7：15。 気温は-8度で登り始めるとあまり寒さは感じない。
約1時間の登りで端足（はした）峠。 このあたりからずっと雪の中を歩くようになる。
端足峠から雨ヶ岳までは標高差500mくらいで、急な登りが続く。雨ヶ岳着9：40。
富士山側は笹の斜面になっており、正面に富士山が大きく見える。 雨ヶ岳からはさらに高デッキが高く見える。
この先は雪も深くなるが、何人か通った跡があり、苦労なしに行ける。高デッキ着10：35。
高デッキの頂上自体は木が邪魔をしてあまり見晴しは良くないが、頂上を越えて少し下ると展望の良い場所がある。
南アルプスは甲斐駒から聖岳の間の主要部のほぼ全貌が見渡せる。 また富士山の向こうには駿河湾が光っている。
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高デッキからの富士山
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高デッキからの白峰三山
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同じく荒川岳(右）と赤石岳
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端足峠付近からの雨ヶ岳と
高デッキ(左奥）
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高デッキでの展望を楽しんだあと、また雨ヶ岳を通って端足峠へと戻る。 雨ヶ岳の下りは比較的急でまた所々凍っているので、ここで初めてアイゼンを着ける。 端足峠に戻ったのが12：35。
今度はもう一つの富士山と南アルプスの展望所である竜ヶ岳に向かう。
竜ヶ岳の登りは南東を向いた笹の斜面で、日当たりが良くて道の雪が溶けて泥泥の道と化している。
足も泥だらけになる不快な道。しかし頂上付近は笹と雪の緩い斜面が広がる快適な場所。
展望も素晴らしい。ここも富士山と南アルプのほぼ全貌が見渡せる。 竜ヶ岳13：20。
今の時期これだけの展望が満喫できるのはやはり幸運だったと言うべきかな。
帰りは泥の道の下りで尻もちをつくと悲惨なことになりそうなので、注意深く下り何とか無事に端足峠へ。 そこからはもう歩きやすくなった道をどんどん下って根原に戻ったのが15：00。
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南アルプスを望む竜ヶ岳頂上
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竜ヶ岳からの富士山 |
竜ヶ岳からの白峰三山
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同じく荒川岳と赤石岳
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