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車で登山口の観音平に着いたのが4：30過ぎの早朝だが、もう駐車場は30台くらい停まっていてほぼ一杯。
ここはやはり早めに来ないとだめみたい。 出発4：50。 しばらくは編笠山へ向かう見通しの利かない単調な道を登る。
登山口で既に標高1470ｍと高いのと、朝早いのとでけっこう涼しい
編笠山は何度か行っているのでこの際パスして青年小屋への巻き道を使う。青年小屋7：40。 登り始めた頃はどんよりとした曇空だったが、いつの間にか雲の上に出て、ノロシバへの登りあたりから雲海の上に富士山や南アルプスが浮かぶさまが見渡せるようになる。
ノロシバからはギボシの手前の岩峰（西ギボシ）が見える。岩壁をまとってなかなか立派な眺め。
ノロシバを過ぎると高山植物の花が増えてくる。 登山路も岩場の登りとなり、いよいよ高山の雰囲気が出てくる。
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| 雲海上の富士山と南アルプス |
ノロシバからの西ギボシと
奥に阿弥陀岳
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ミヤマギオダマキ
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イブキジャコウソウ
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| 西ギボシからのギボシと権現岳 |
クロユリ
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ミヤマシオガマ
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イワベンケイ
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ギボシへのルートは直接登らずに右を巻くように登って行き、権現岳との間の稜線に出る。
稜線に出ると余り人は行かないような感じではあるが、ヤセ尾根伝いにギボシまで行ける。
ギボシの頂上は静かだし眺めも最高でなかなか良い場所。 権現岳まで行かずにここで休むことにする。9:20。
ギボシから権現岳への間も花が多くて歩いていて楽しくなる。 権現岳まで来るとあちこちのコースから来た人でそれなりに賑わっている。
ここは余り長居をせずに三ツ頭へと向かう。 三ツ頭に着く頃には雲が湧いてきて赤岳なども隠れ始める。丁度良いタイミングで権現岳辺りに居たようである。三ツ頭10：35。
三ツ頭からは小泉への尾根を下る。 この尾根は登りの尾根と違って植生が綺麗な感じの良い尾根だが、残念なことにアブが多い（場所の問題ではなくそういう時間帯になったためかも知れないが）。
立ち止まると直ぐに体にたかって噛んでくるので、おちおち休むこともできずに一気に下まで下る。おかげて予定よりもだいぶん早くに着いて、観音平に戻ったのが13：00。
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| ギボシからの赤岳 |
ハクサンイチゲ
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コイワカガミ |
権現岳の頂上部
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クモマナズナ
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ムシトリスミレ
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三ツ頭からの南八ヶ岳の眺め
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雲の掛かり始めた編笠山
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